敬語の大切さ

JCを卒業したら、親が小遣いをくれるのをやめた。生きるために、どんな嫌でも、かわいそうな私がアルバイトをするようになった。大学の勉強は忙しいから、休みにしか働かない。最初にたくさんの不安があった。バイトが出来るかどうかわからなかったから。でも、先輩たちが親切にバイトのことを教えてもらった。

バイトで辛い時があったけど、楽しい時もあった。たくさん素敵な友達と知り合って、お客様にしかられても、毎日楽しい時間を過ごしていた。

実は、日本の会社でレジのバイトをしていたこともあった。これは日本語の勉強を始めたばかりの話なんだけと、あの時敬語の存在がわからなかったので、店に来た日本人のお客様に「買いたいですか？」と聞いた。今も思い出すと、めちゃくちゃ失礼なことに気づいて、恥ずかしくて、死にたい。あのお客様を怒らせてしまったかもしれない。シンガポール人に対して嫌なイメージが残らないように祈っている。今度はちゃんと「お買いになりますか？」と聞く。まあ、いい経験だったけど。