2011/03/20

日本語と私

日本語5になっていたら、普通な会話やあいさつぐらいはできるが、やはり日本語で自分の気持ちや考えを伝えるのはまだ難しいと思う。ある日、ホストファミリーのお父さんは‘日本の政治はどう思う’と質問をしていたが、私はあまり答えができなかった。普通、英語でちゃんと答えるが、日本語では一番言いたいことは一度頭の中で整理しないとはいけないので、その間、周りの人たちに困らせたくないため、いつも緊張して結局ばかなことを言う。

そして、敬語ももっとがんばりたい。デパートとか電車のアナウンスメントはいつも敬語で、理解することはちょっと難しいと思ってた。敬語は日本語で大切な一部分だと思う。人に対して尊敬や重視などは全部敬語で伝えられる。

でも、一番難しいのは一番簡単そうに見えるあいづちだ。相手と話しを聞いている間、何回もうなずいたり、「はい、ええ」とか「うん、うん」と言ったりするのは私にとってはちょっと難しいだ。長いやつまらない会話の場合はそんな集中力もないし、それにくびも痛くなるし。そうかと言って、「聞いていない」誤解をさせないように、日本人と話しているとき、あいづちは大切だと思う。

昔の自分は日本語のドラマや番組を理解できるようになりたかったが、今の私は日本語で自分の意見を伝えるようになりたい。せめて、おじいさんたちと経済や政治などの会話をするようになりたい。

2 comments:

  1. 私も今まで自分の考えを日本語で言いたいたびに、まず頭の中で日本語に翻訳して整理しないと。それで、時間がかかってしまうんだね。去年東京に行ったとき、友達が知っているおじいさんたちに一日東京の案内をしていただいたが、実はすごく大変な経験だったと思う。あるおじいさんが夕食のとき、急に私にシンガポールの政治や社会の問題を批判したり、「シンガポールの学生はいつも勉強してるばかりわけには行かないよ…社会や政治の問題を変えなきゃ!」と言ったりしてきたので、あの時はすごく困ってた。反対したいことの答えがたくさんあったが、日本語で答えるのはやっぱり無理だと思って、結局賛成のように何回もうなずいて、首はすごく痛くなって、いや、実は頭も痛くなってきた。>.<

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  2. 言いたいことがあるのにうまく伝えられないのはほんとうにつらいですね。わかりあうことはどちらもの責任が関係しているというべきかもしれません。相手が伝えたいことを、うまく手伝ってわかってあげることは言語学習に大切なことだと思います (実はこれは私が研究しているテーマです)。

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